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令和2‐令和4年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業

課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発

​ガイドブックⅠ|特別講座(全13講座

政策分析、政策評価、事務事業評価、業績測定等さまざまの呼び方・内容で実施されている行政評価について、アメリカ及び日本におけるその誕生・発達の歴史・背景を簡単に振り返るとともに、行政評価の目的、対象、分類、主体、手法、評価の観点・基準、評価結果の利活用等、行政評価に関する主要な側面について理論的な考え方を中心に学ぶ。

行政評価の実施については、その主体、方法、利活用等についていろいろな議論があり、特に、誰が評価主体となるかについては、自己評価と他者評価、内部評価と外部評価について賛否の議論、メリット・デメリットの議論がある。この講義では、行政評価の主体等を巡る議論を踏まえつつ、政策、施策、事務事業の担当組織が当該政策等の評価の必要性を自覚して、自ら主体的に評価に取り組むことが特に重要という考え方に立って、主体的な自己評価の効果的な実施の在り方について学ぶ。

3

土谷 隆 「データサイエンスと行政評価の方法論Ⅰ

行政の評価の重要なツールであるデータサイエンスの基本的考え方と仕組みを学ぶ。

4

土谷 隆「データサイエンスと行政評価の方法論Ⅱ」

データサイエンスの実践的側面と定量的組織評価の代表的手法であるデータ包絡法について学ぶ。

1990年代半ば以降、自治体における行政評価(政策評価)が全国的に拡大し、それを踏まえた行政組織の見直し、政策体系の再検討、個別政策・施策の改善が進捗している。限られた資源を活用して成果を最大化するために、 評価という視点の重要性が高まっている。この講座では、基本的な前提として政策循環論のモデルを紹介した後、行政評価の背景、目的、手法、活用などを説明し、その課題についても言及する。

文化芸術の多様な価値を社会に生かしていくことが求められている。劇場が生み出す社会的価値とその創出構造を可視化し、検証することで、説明責任を果たすとともに組織の運営力強化に資する取組みに社会的インパクト評価がある。この評価の基礎的な部分を成すロジック・モデルについてその仕組みや考え方を学ぶ。

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自己評価の実際の方法論について事例を踏まえながら、紹介する。

兵庫芸文センターの自己評価を通して、どういった目的で何を確認し、どういった効果を得ているのか紹介する。

ミューザ川崎の自己評価を通して、どういった目的で何を確認し、どういった効果を得ているのか、また日頃どのような情報収集を行い運営に役立てているかを紹介する。

劇場活動の評価にあたって配慮すべきファクターは何か。また、どういう効果を期待するのか。「劇場スタッフ」「公演企画」「劇場空間」等の観点から、アドバイザリーが研修生へメッセージを送る。

劇場活動の評価にあたって配慮すべきファクターは何か。また、どういう効果を期待するのか。「劇場スタッフ」「公演企画」「劇場空間」等の観点から、アドバイザリーが研修生へメッセージを送る。

劇場活動の評価にあたって配慮すべきファクターは何か。また、どういう効果を期待するのか。「劇場スタッフ」「公演企画」「劇場空間」等の観点から、アドバイザリーが研修生へメッセージを送る。

講座6で社会的インパクト評価のためのロジック・モデルの作成について学んだ。しかし、それぞれの劇場の実態を適切に表現するモデルでなければ説得力を持たない。そこで劇場の活動を見える化し、構造化する「活動マネジメント・ロジック・モデル」を学び、この分析を踏まえてより効果的なモデル構築を進めることとした。

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