2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発
ハンドブック|特別講座編(順次公開)
「課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発(2017‐)」
特別講座の内容をまとめたハンドブックは、自由にご閲覧いただけます。
特別講座
06
堀江 正弘
政府・行政の役割と責任領域
政府・行政の役割は、社会、経済の発展等に伴って拡大してきましたが、その具体的な内容は、国により、時代により異なり、今後も変化して行くものです。この講座では、政府・行政の役割・責任領域について、その拡大・変化の歴史を概観するとともに政府・行政の役割・責任領域の特徴や性質などについて学び、政府・行政の役割・責任領域の在り方について考えます。
07
堀江 正弘
公共政策の決定 、執行、評価
政府・行政の役割を果たすため、政府は多くの領域においてさまざまの政策を作成し、実施しています。この講座では、公共政策の内容・構造や公共政策の策定・決定、実施、評価という政策過程について学ぶとともに、公共政策の策定・決定、実施、評価において留意すべきことなどについて考えます。
08
横道 清孝
地方自治の歩みとこれからの課題
明治の近代的地方自治の始まりから、第2次世界大戦後の新憲法下の地方自治、そして、最近における地方分権改革を経た地方自治と、我が国の地方自治の歴史的な歩みについて、3つの時代区分によって、制度的な側面を中心に講義するとともに、その地方自治が今後直面する課題とそれに対する対応のあり方について講義する。
09
垣内 恵美子
文化政策 日本における文化政策(1)
文化支援の制度的枠組みを、経済社会の変遷と跡づけながら説明し、全体的な枠組みとともに、制度の背景にある考え方を理解する。
11
今野 雅裕
教育政策 学校教育における地域との連携・協働の推進
日本の子ども達は、PISAなど国際学力調査で高い学力を示すが、学習への意欲・動機付けなどを含め、一般に自己肯定的な意識は極端に低い。こうしたなか、新たな資質能力観に基づいて、「アクティブ・ラーニング」「社会に開かれた教育課程」などをキーワードとする教育課程改革が進みつつある。その意義と課題をおさえつつ、文化や社会教育の施設が「地域学校協働活動」にどのように参画していくのか、具体例を基に、考察したい。
12
家田 仁
まちづくり政策
第1講 都市=集住の源泉~その合理と不合理~
現在わが国の人口の約70%が、国土の3%を占めるに過ぎない都市的な空間(DID)に集中して暮らしている。この都市的な空間は、ベイシックな生活や生産と消費の場であるのみならず、文化・学術や娯楽など様々な創造的な活動が生み出し、またそのアノニミティゆえに陰影と負の側面も含めたメルティングポットの場でもある。本講義では、まず都市の本質とは何なのか、そしてそれが超長期の人類史のなかでどのように進化してきたのか論じる。続いて、都市は中長期的タイムラインの中でどのように変容してきたのか、特にそこには「人間の意志」がどのように作用してきたのか事例を通じて学ぶ。さらに現代の都市計画の諸政策手法の意義と限界性を論じる。
13
家田 仁
まちづくり政策
第2講 都市を変える力〜「なる」と「する」の変容原動力
現在わが国の人口の約70%が、国土の3%を占めるに過ぎない都市的な空間(DID)に集中して暮らしている。この都市的な空間は、ベイシックな生活や生産と消費の場であるのみならず、文化・学術や娯楽など様々な創造的な活動が生み出し、またそのアノニミティゆえに陰影と負の側面も含めたメルティングポットの場でもある。本講義では、まず都市の本質とは何なのか、そしてそれが超長期の人類史のなかでどのように進化してきたのか論じる。続いて、都市は中長期的タイムラインの中でどのように変容してきたのか、特にそこには「人間の意志」がどのように作用してきたのか事例を通じて学ぶ。さらに現代の都市計画の諸政策手法の意義と限界性を論じる。
14
家田 仁
まちづくり政策
第3講 都市を制御・誘導する
現在わが国の人口の約70%が、国土の3%を占めるに過ぎない都市的な空間(DID)に集中して暮らしている。この都市的な空間は、ベイシックな生活や生産と消費の場であるのみならず、文化・学術や娯楽など様々な創造的な活動が生み出し、またそのアノニミティゆえに陰影と負の側面も含めたメルティングポットの場でもある。本講義では、まず都市の本質とは何なのか、そしてそれが超長期の人類史のなかでどのように進化してきたのか論じる。続いて、都市は中長期的タイムラインの中でどのように変容してきたのか、特にそこには「人間の意志」がどのように作用してきたのか事例を通じて学ぶ。さらに現代の都市計画の諸政策手法の意義と限界性を論じる。
15
高田 寛文
地方自治とローカルガバナンス(第1回)
イントロダクション
地方自治に関する制度的な枠組み(地方行政、地方財政)の基本について概説し、以後の講義の理解のために必要な知識を習得する。
16
高田 寛文
地方自治とローカルガバナンス(第2回)
地方公共団体と市町村合併
地方行財政の主体となる地方公共団体について、その意義や種類を理解するとともに、その区域を大きく変化させた市町村合併に関して、背景や経緯、効果などを紹介する。
17
高田 寛文
地方自治とローカルガバナンス(第3回)
地方公共団体の事務と地方分権
地方公共団体が行っている事務に関して、その配分の考え方や処理の方法について説明し、併せて地方分権によって何がどのように変わったのかを理解する。
18
高田 寛文
地方自治とローカルガバナンス(第4回)
地方公共団体の機関
地方公共団体がどのような機関により成り立っているのか、またそれらの関係はどのようになっているのかを理解する。
19
高田 寛文
地方自治とローカルガバナンス(第5回)
住民と地方公共団体、国と地方公共団体及び地方公共団体間の関係
地方公共団体における住民の地位について理解する。また、国と地方公共団体の間の関係や、地方公共団体同士の協力のあり方について、様々な仕組みがあることを知る。
21
高田 寛文
地方自治とローカルガバナンス(第7回)
地方財政の状況、地方税制度
地方財政の役割を理解するとともにその現状を知り、直面する課題について考えを深める。併せて地方財政で最も重要な財源である地方税制度について、概要を説明する。
22
高田 寛文
地方自治とローカルガバナンス(第8回)
地方交付税制度、地方債制度、地方財政の健全化など
わが国の地方財政制度の主要な柱である地方交付税や地方債について、その考え方や基本的な仕組みを理解する。併せて、地方財政の健全化の取組みなど、近年の動きを紹介する。
23
大山 達雄
データ分析の基礎(Ⅰ)
統計データの収集と加工
統計データに対してどのような加工処理が可能か、そしてどのような対応をすべきかについて考え、実例を挙げて説明する。
24
大山 達雄
データ分析の基礎(Ⅱ)
統計データの処理と統計学の基礎
統計データに対してどのような加工処理が可能か、そしてどのような対応をすべきかについて考え、実例を挙げて説明する。
25
大山 達雄
データ分析の基礎(Ⅲ)
統計データの分析と解析
統計データに対してどのような加工処理が可能か、そしてどのような対応をすべきかについて考え、実例を挙げて説明する。
