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文化政策コース
- 2017年11月23日
GRIPS文化政策コース 特別セミナー2017
【政策最前線シリーズ2017(第53回)】
文化政策コースでは、文化政策プログラムでは、ポーランドより文化遺産保護に関する法制度をご専門とされるZeidler教授(グダンスク大学)をお招きして、特別セミナーを開催いたしました。 【受講生による講義内容まとめ】
文化財の所有権に関する議論とその特質
ヨーロッパでは多くの国々が抗争を繰り返してきた歴史的経緯から、文化財をめぐる問題が古くから存在する。所有権に関する問題はその典型例である。例えば、第二次世界大戦の際にドイツとソ連の双方から侵略を受けたポーランドでは、国外に持ち出された文化財が数多くあり、それらの返還に関する交渉が続いている。こういった交渉の議論を類型化すると、政治的、法的、倫理的な議論に分類できる。また、それらには多くの場合、経済的な要素が共通して含まれている。これまで文化財の所有権に関する交渉の多くは政治的な議論に終始してきたが、結局は歴史の解釈に基づく善悪の問題に陥り、平行線を辿りやすい。従って、今後は法的、倫理的な枠組みも重視しながら議論を進めていく必要がある(春日)。 【開

小川
- 2017年11月6日
H29年度 文化庁大学を活用した文化芸術推進事業」ポスターセッション参加報告
2017年11月2日(木)、政策研究大学院大学想海楼ホールにて「H29年度 文化庁大学を活用した文化芸術推進事業」中間報告会が開催されました。日本全国から約20の大学が参加し、これまでの事業成果についてのポスターセッションを行いました。 私たち文化政策チームからは、主任研究員小川他、研究員2名、アドバイザリー齋藤穣一氏が出席。ブースでは、「課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発」ポスター展示をはじめ、本事業成果のひとつである特別講座及び専用サイトを公開いたしました。 特別講座は、e-learningのための動画コンテンツとして、研修生向けに公開中です。主に本学教員が担い、基礎講座から各政策分野(文化政策、教育政策、まちづくり政策)、地方自治等、幅広い分野にわたる全27コマをご用意しています。 動画の前に足をとめてくださる先生方も多く、事業の趣旨やコンテンツの精度についてお褒めの言葉をいただく場面もあり大変励みになりました。舞台制作や地域住民を巻き込んだアート活動を行う大学が多い中、「公立劇場における実務

文化政策コース
- 2017年11月2日
GRIPS文化政策コース 特別セミナー2017
【GRIPS文化政策コース 特別セミナー2017】 文化政策コースでは、パリ第1大学よりXavier Greffe教授をお迎えして、3日間にわたる特別セミナーを開催いたしました。ご参加ありがとうございました。 ■スケジュール
Oct 26(Thu)18:20-19:50
Artists and the artistic enterprises, Artistic enterprise in the digital age
Oct 30(Mon)10:40-12:10
Live arts: Theaters, operas, musicals etc, Contemporary trends
Oct 31(Tue)10:40-12:10
Introduction to the Economics of Arts
Oct 31(Tue)13:20-14:50
The relevance of the artistic activities in our global society, Issues and trends o