検索


文化を巡る政策最前線
- 2018年7月18日
特別セミナー2018/文化を巡る政策最前線(第58回)開催報告
文化政策コース 特別セミナー2018 文化を巡る政策最前線 018年7月13日、文化庁文化財部伝統文化課民俗文化財部門 文化財調査官 石垣悟氏をお招きし、、特別セミナー(第58回) 「無形の民俗文化財と地域社会」を開催いたしました。 <受講者による感想> ■「文化政策研究の基礎」特別セミナー2018 コメント 地域政策コース:高橋 「無形の民俗文化財と地域社会」をテーマに文化庁文化財部伝統文化課の石垣悟さん(文化財調査官)にご講演いただきました。石垣さんからは、無形の民俗文化財の定義、全国の特色ある文化財の紹介、そしてそれらを保護する文化庁の取組などが説明されました。無形の民俗文化財は、「風俗慣習・民族芸能・民族芸術などといった人の日常生活の中で生まれ継承されてきたもの」を一般に指しますが、無形であるが故に、目で見れず手で触ることもできないため、それを正確に定義するのは難しいことだそうです。そのため、有形の文化財を評価する際の希少性という絶対的な尺度は用いることができず、あくまでもその評価は相対的にならざるを得ないと言います。 また文化財保護にお


竹内
- 2018年7月8日
フィールドトリップ/20180707
■江戸東京博物館 私たちがイメージする江戸の町は、明暦の大火より後に再建された街並みであると教えていただき、明暦の大火以前の街並みのジオラマには見入ってしまいました。また、江戸の人の粋な生活にも触れられ、刀の展示では刀の「反り」と「さや」と合っていないことを「反りが合わない」、刀のつばに接するところに、「切羽」と言い、ここが詰まったりすると刀が鞘から抜けなくなることから「切羽詰まる」という言葉ができ、現在にも使われていることを考えると、いかにその時代の江戸が流行の発信地であったことが想像できます。 博物館の外観の高さが江戸城天守と同じとお伺いし、帰りに改めてジオラマの江戸の町を思い出しながら感慨深く見上げてみました。 初めての訪問でしたが、ボランティアの加藤さんのお話がとても分かりやすく、楽しいお話で興味深く見学できました。加藤さんがお着物を美しく着こなされている姿にも日本の美しい部分を見たように感じました。 (2018.5.25/竹内) ■東京都江戸東京博物館 住所 東京都墨田区横網1丁目4−1 H P https://www.edo-