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Y.O
- 2020年7月19日
開催報告|特別セミナー2020|文化を巡る政策最前線(第67回)
文化政策コース 特別セミナー2020文化を巡る政策最前線 2020年 7月16日(木)は「兵庫県立芸術文化センターの実態と戦略」として、兵庫県立芸術文化センターより、副館長藤村順一氏にお話を聞かせていただきました。阪神淡路大震災の復興のシンボルとして設立された兵庫県立芸術文化センターは、年間50万人の利用者を誇る人気の劇場です。予算の節減と住民サービスの向上という一見相反する要請から逃れることはできないなか、劇場の設立当初から第一線で運営にあたってきたトップマネジメントが考える「指定管理者制度」の意義、そのメリットとデメリットについて知見を共有し、今後の方向性を議論しました。 <受講者による感想> 劇場法等の観点から文化施設はどうあるべきか。予算節減と住民サービスの向上と相反する要請から、指定管理者制度を活用した「劇場等の今後の方向性」について伺いました。 震災から25年、芸文センターの開館から15年を振り返り、セミナー終了後、参加した受講生から「何度かウルっときた」とコメントがありました。 地総債の活用により設置された公共施設等においては、維持
Y.O
- 2020年7月16日
開催報告|特別セミナー2020|文化を巡る政策最前線(第66回)
文化政策コース 特別セミナー2020文化を巡る政策最前線 2020年 7月11日(木)は「伝統工芸品 ーその魅力を守り、伝え、創っていくためにできることー」として、伝統工芸青山スクエアを視察し、伝統工芸産業の実態と 、 実際の支援方策について、一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会の活動を中心にお話を聞かせていただきました。 <受講者による感想> ■特別セミナー受講者コメント 今回の特別セミナーでは、伝産法上の「伝統工芸品」の5つの指定要件や、伝統証紙、伝統工芸品の種類、今後の課題等、伝統工芸産業の実態について伺いました。 1980年代付近での後継者減少、現在の伝統工芸品の需要低迷で、後継者になりたい人がいるのに雇えないといった課題があるとのお話しが印象的でした。「伝統を残そう」という言葉はよく耳にしますが、実際にその流れを作るために、多くの方の努力があることを感じました。 地元である岩手県の伝統工芸品についてはある程度知っていましたが、地図やパンフレットで一覧として見ると、全国に伝統工芸品は数多くあり、まだまだ知らないものがあることに気づいたので
Y.O
- 2020年7月12日
開催報告|特別セミナー2020|文化を巡る政策最前線(第65回)
文化政策コース 特別セミナー2020文化を巡る政策最前線 2020年 7月 2日(木)は「―誰もが主役になれる劇場都市―東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)の挑戦」として、東京建物 Brillia HALLを視察し、その取り組みについてお話をお聞かせいただきました。 <受講者による感想> ■特別セミナー受講者コメント 昨年11月に開館した東京建物Brilla HALLに見学及びインタビューに伺いました。 ホール内部は客席の椅子の角度が個別に調整されているなど、限られた空間の中でも訪れた人が快適に公演を楽しめるよう細かな配慮が随所に見られました。また、区の文化政策の歩みは財政状況とも密接に関わっており、資金獲得のためにホールにネーミングライツを導入するなど、財政的にも物理的にも制約があるからこそ、様々な工夫が生まれていると感じました。 数多くのホールがある東京で、池袋という立地を生かし、エンターテイメントでまちづくりをする、地域ににぎわいを創り出すことをコンセプトとすることで、近隣のホールと差別化を図ることができており、隣接区


Y.O
- 2020年7月7日
特別セミナー2020|文化を巡る政策最前線(第66回)
文化政策コース 特別セミナー2020文化を巡る政策最前線 各分野における専門家をお招きし、本学学生を対象に下記要領で特別セミナーを開催します。第66回は「伝統工芸品 ーその魅力を守り、伝え、創っていくためにできることー」 として、伝統工芸青山スクエアを視察し、その取り組みについてお話をお聞かせいただきます。 【第66回 開催概要】
■日 時 2020年7月11日(木)15:00-16:30
■会 場 伝統工芸青山スクエア|14:50 現地集合(伝統工芸青山スクエア前) 東京都港区赤坂 8-1-22 ■会場URL https://kougeihin.jp/
■講 師 丸山 尚久氏(一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 総務部長) ■題 目 「伝統工芸品 その魅力を守り、伝え、創っていくためにできること」 ■内 容 伝統工芸は、バブル崩壊後の経済低迷や安価な海外製品の流入、ライフスタイルの変化などにより、生産額は、1980年代のピーク時の5分の1、約 1,000億円程度にまで減少し、従事者の高齢化も大きな課題となっている。一方で、クールジャパ