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Y.O
- 2021年7月20日
開催報告|特別セミナー2021|文化を巡る政策最前線(第77回)
文化政策コース 特別セミナー2021文化を巡る政策最前線 文化政策コースでは、各分野における専門家をお招きし、本学学生を対象に特別セミナーを開催しています。第77回は「GTS観光アートプロジェクトによる成果と課題」をテーマに専門家のお話をお伺いいたしました。 <受講者による感想> 浅草・上野といった芸能・芸術面での豊富な文化を擁する町、台東区における官学連携の取組であるGTSプロジェクトについて、プロジェクトの経緯から実施に至るまで、担当部門の方から貴重なお話を伺うことができました。 プロジェクトを進めるに当たっては、大きな費用を要するプロジェクトであったことから、観光や都市づくりまでを含む形で実施目的を構築したことや、設置したアートの活用イメージの共有、既存の様々な計画との整合性など、庁内でも様々な観点から検討を行ったことが説明され、行政ならではの苦労を垣間見ることができました。 また、プロジェクトの成果として、区民が芸術に触れる機会を得ることができたこと、アートの設置で回遊ルートができたことで、新たな人流ができたことなど大きなメリットがあった

Y.O
- 2021年7月1日
開催報告|特別セミナー2021|文化を巡る政策最前線(第76回)
文化政策コース 特別セミナー2021文化を巡る政策最前線 文化政策コースでは、各分野における専門家をお招きし、本学学生を対象に特別セミナーを開催しています。第76回は「国立劇場:伝統芸能の未来を担う」をテーマに現地(国立劇場)を視察、専門家のお話をお伺いいたしました。 <受講者による感想> 今回は、国立劇場の施設見学と職員の方のお話を伺う貴重な機会を得た。前半の施設見学では、主に舞台の仕組みを知ることができた。通常では足を踏み入れることができない花道や黒御簾、制御室などを見学した。「廻り舞台」を体験した際は、想像以上の速さで回転していることに驚いた。国立劇場の舞台装置は電動化されているものもあるが、全てが電動化されているのではなく、人の力と合わせて舞台を作り上げているというお話がとても印象に残った。後半は、職員の方のお話を伺った。伝統芸能継承者の養成事業に関する取り組みは、大変興味深かった。各分野に合った研修が行われており、伝承者養成における国立劇場の果たす役割の大きさを知ることができた。 本セミナーを通して、伝統芸能への関心が一層高まった。ここ