派遣元

文部科学省、文化庁、日本芸術文化振興会、各自治体など

 ※一般学生も在籍しています

学生の進路

文化庁、各自治体、高校・大学 その他学術機関

公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会、東京大学総合研究博物館、総合研究大学院大学、ボストン・コンサルティング・グループ、日本政府観光局、株式会社NHKエンタープライズ、財団法人日本映像国際振興協会、東日本旅客鉄道株式会社、サントリーパブリシティサービス株式会社、第一法規株式会社出版、株式会社 paperboy&co、京都精華大学(特任講師)、鳥取大学(准教授)、独立行政法人日本芸術文化振興会 など

修了生の声

 

竹内 潔さん (現在:鳥取大学地域学部准教授)文化政策プログラム 2013年9月修了
 
本学は、公共政策の中における文化政策の相対的な位置を正しく認識し、その役割や可能性を考えたい人にとっては、この上ない環境が整っている大学院だと思います。
私は、茨城県庁で文化振興行政に携わった経験を基礎に、よりよい自治体文化政策のあり方を探るため、休職して本学へ入学しました。そして、修士論文では、全国の自治体の財政支出の傾向と茨城県の実態を対比させて課題や今後のあり方を考察しました。その過程で、公共政策に関する研究・実践両方面のエキスパートである教員陣と、国際色豊かで多様なバックグラウンドを持つ学生との交流から様々な示唆を得ることができました。
その後、私は博士課程に進学し、日本学術振興会の特別研究員に採用されたのを期に茨城県を退職。3年間の研究員生活を経て、現在は鳥取大学地域学部に教員として着任し、学生に文化政策論を講じつつ、自治体文化政策の研究を続けています。結果として、私は研究者へ転じる道を選びましたが、それくらい、本学は知的好奇心をかきたてる研究環境が整っていたということでもあります。
文化政策に携わっている人、これから携わろうとしている人、研究を深めたい人は、ぜひ本学の門をたたいてほしいと思います。
 

稲川由佳さん (現在:藤沢市社会教育委員、神奈川県社会教育委員連絡協議会理事)

        文化政策プログラム 2014年3月修了

GRIPSには、国際プログラムには世界各国からの留学生が多く在籍し、国内プログラムには各々の専門分野で活躍する日本人学生が在籍しています。また教授、講師陣も各分野のエキスパートであり、特徴ある授業が展開されています。また在学中にインターンシップや短期留学などを行うことも可能です。

GRIPSでは、学生に研究テーマが与えられる訳ではありません。学生は自らが興味をもつ専門領域を深く掘り下げたり、他分野と関連付けながら考察を重ねたりなど、自由にテーマ設定をすることができます。そのために学生には自主性と自律性が求められます。私の研究テーマは「文化政策と芸術教育」関連でした。授業は他分野の授業も履修することができ、私は文化政策分野の専門的な授業のほか、教育や法律、行政分野の授業を履修しました。知見に満ちた授業によって、研究に対して様々な角度から検討する視点を養うことができたように思います。また在京オーケストラの事務局でインターンシップを行いましたが、貴重な経験と共に、研究テーマを掘り下げるきっかけを頂いたと思います。

留学生や日本人学生からも刺激を受けることが多々ありました。修了した現在も、彼らと親しく付き合うことができているのは、共にGRIPSの自由な校風のなかで過ごしてきたためだと思います。他の大学院にはないユニークな環境がGRIPSにはあります。ここでの経験が私の礎になっていると思います。

堀口 昭仁さん (文化庁派遣)  文化政策プログラム 2011年3月修了

 

文化庁から本学に派遣していただき、文化政策の研究をさせていただきました。

私の修士論文のテーマは映画のアーカイブ政策でした。芸術であり、歴史資料であり、産業であり、史料であり、知的財産でもある映画のアーカイブに関する研究を深めていくためには、必然的に文化財政策、コンテンツ産業政策、博物館政策、知的財産政策等といった幅広い分野からのアプローチが必要とされます。文化政策プログラムのみならず、多様な分野の公共政策プログラムをもつ本学は、こうした研究をするに最適の研究機関でした。

文化庁に戻り、日々をあわただしく過ごしていますと、大学院で学んだ知識は忘れてしまうこともあります。しかし、本学での研究生活を通じ身に着けた「思考する技術」は今も私のからだに染みついており、また、多様な専門分野とバックグラウンドをもつ先生方や同級生たちとの「ネットワーク」は私の貴重な財産として大いに活用させていただいております。本学は文化政策の実務に携わる方々にもおすすめの大学院です。

 

小池 卓さん (修了後の進路:サントリーパブリシティサービス株式会社) 文化政策プログラム 2011年3月修了

 

GRIPSの文化政策プログラムは現在文化施設等に所属されている方、また、将来そのような分野での仕事を志す学生にもお薦めできます。音楽大学等のアートマネジメント学科との違いは、どのようなイベントをどのように企画・運営していくかというケーススタディよりも、寧ろ何故それをやることに意義があるのかという原点を客観的に示すための考え方・手法を学ぶことができる点にあると思います。経済学、法学、工学などの様々な講義を知識・経験豊富な先生方から受講し、新たなヒントを得られることがGRIPSならではの大きな魅力です。

寺田 鮎美さん (現在:東京大学総合研究博物館インターメディアテク研究部門特任助教)

         文化政策プログラム 2010年3月学位(文化政策)取得

  

博士論文では、「収蔵品の高度利活用に向けた博物館運営と博物館政策――モバイルミュー ジアムを事例とした次世代博物館におけるオルタナティヴ・モデルの提案」をテーマに、研究を行いました。自分の問題関心をどのように発展させ、「文化政策 研究」として論理展開を行い、結論づけるかという点に試行錯誤しましたが、学内外の諸先生方のご指導のおかげで、自分の研究テーマを追及していくことがで きました。また、自分が研究対象とする博物館だけでなく、様々な関心をもつ文化政策プログラムの学生や他のプログラムの学生との交流により、多くの刺激を 受けることができ、常に自分の研究を客観的に見ようとする姿勢を意識させてくれました。GRIPSでの研究生活は、これからも研究を進めていくための基盤 となっていくと思います。

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