【開催報告】特別セミナー2017/文化を巡る政策最前線(第47回)
文化政策コース特別セミナー
2017 文化を巡る政策最前線
国際交流基金の現状と課題、将来の方向性について 講 師:柄 博子 氏
今回の柄博子理事による特別講義では、柄理事の国際交流基金でのご経験や、国際交流基金の役割や現状と課題、そして将来の展望をお話頂きました。 また、ご講演の最後では学生からの質疑応答も行いました。
お話の中では、国際交流に主眼を置いた各国との連携や、異文化を理解する契機となる日本語教育など、国際交流基金ならではの強みや取り組みを伺うことができ、文化振興を通じた国際的な関わりという視点に改めて考えさせられることも多くありました。
また、今回の講演の中で、国際交流基金が「外交」という点を目的としているのに対し、国内における文化振興を目的とする文化庁、日本の魅力を経済的な部分と絡めて海外へ発信していく経済産業省との役割の違いを再認識することができ、今後文化政策を研究していく上でのひとつのヒントとなりました。(水上)
【開催概要】【開催概要】
日 時:2017年 6月29日(木)18:30-20:00
会 場:政策研究大学院大学 講義室K
講 師:柄 博子/独立行政法人国際交流基金
主 催:政策研究大学院大学 公共政策プログラム 文化政策コース
言 語:日本語定 員:25名(要事前申込み、先着順、無料)