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【開催報告】特別セミナー2017/文化を巡る政策最前線(第48回)

文化政策コース

特別セミナー2017 文化を巡る政策最前線

デジタルネイチャー化する人間社会と文化の未来  

講 師:落合 陽一 氏/メディアアーティスト

今回は、メディアアーティスト・大学人・事業家として活躍しておいでの落合陽一氏(筑波大学学長補佐、助教)に講演いただきました。

講義では、落合氏のこれまでの研究遍歴やその成果を実装した作品が次々に紹介されるなか、映像の世紀から魔法の世紀へというビジョンが提示されました。また義務教育が制度化されたのは明治以来であることなどを例に、近代の人間観を反省する問題意識が解説されました。

質疑応答では、技術が普及したときに人間にしかできないことはあるか、論文に占めるサイエンスとアートのバランス、これからの大学が稼ぐ方法、どうしたらできるだけ多くの人に技術を届けることができるか、といった議論が交わされました。

今回は中学生の参加もあった会場では、参加者それぞれがそれぞれにダイバーシティを発揮し、落合氏の問題提起を受け止める姿が見られました。文化政策コースの私たちも、今回うかがったビジョンを踏まえたうえで、それぞれの政策研究を進めていきたいと思います。(上田)

【開催概要】

日 時:2017年 7月29日(土)15:30-17:00

会 場:政策研究大学院大学 講義室L

講  師:落合 陽一 氏/メディアアーティスト 主 催:政策研究大学院大学 公共政策プログラム 文化政策コース 言 語:日本語 定 員:60名(要事前申込み、先着順、無料)

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