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November 28, 2019

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特別セミナー2018/文化を巡る政策最前線(第58回)開催報告

文化政策コース

特別セミナー2018 文化を巡る政策最前線

 

018年7月13日、文化庁文化財部伝統文化課民俗文化財部門 文化財調査官 石垣悟氏をお招きし、、特別セミナー(第58回) 「無形の民俗文化財と地域社会」を開催いたしました。

 

 

 <受講者による感想>

■「文化政策研究の基礎」特別セミナー2018 コメント 地域政策コース:高橋

 「無形の民俗文化財と地域社会」をテーマに文化庁文化財部伝統文化課の石垣悟さん(文化財調査官)にご講演いただきました。石垣さんからは、無形の民俗文化財の定義、全国の特色ある文化財の紹介、そしてそれらを保護する文化庁の取組などが説明されました。無形の民俗文化財は、「風俗慣習・民族芸能・民族芸術などといった人の日常生活の中で生まれ継承されてきたもの」を一般に指しますが、無形であるが故に、目で見れず手で触ることもできないため、それを正確に定義するのは難しいことだそうです。そのため、有形の文化財を評価する際の希少性という絶対的な尺度は用いることができず、あくまでもその評価は相対的にならざるを得ないと言います。

 

 また文化財保護においては、文化財の形を変えず、形状を維持し保存することが一般には求められますが、無形の民俗文化財の場合は、上の世代から繰り返し受け継がれる過程で形に変化が生じており、一概に変化を認めないわけにもいかないとの話でした。むしろ継続継承のために行われる主体的な変化は、民俗として至極当然のことであり、健全のことであるといった説明もありました。そのため文化庁としては、どこまでの変化を認め保護していくかが大きな課題となっているようです。

 

 最後に、講演の中で無形の民俗文化財は「生きる文化財」であるといったお話がありました。本当の意味においての保護とは、法律によって守ることではなく、地域の中で「生かす」ことであり、それには関係者の主体的な力が必要不可欠であることが分かりました。私も今後は、文化財を守る地域の担い手として地元の祭りや行事に積極的に参加していきたいと思います。

 

 

【第58回 開催概要】
■日 時 2018年 7月13日(金)18:30-20:00
■会 場 政策研究大学院大学 C813(東京都港区六本木7-22-1)
■講 師 石垣 悟氏(文化庁文化財部伝統文化課 民俗文化財部門 文化財調査官)

■題 目「無形の民俗文化財と地域社会」
■内 容 地域社会に受け継がれてきた祭りや芸能に代表される無形の民俗文化財は、私たち日本人の暮らしを支えてきた文化財であると同時に、今も地域社会の暮らしに密着した生きた文化財でもあります。地域社会が大きな岐路に立ち、地方創生が声高に叫ばれる中、無形の民俗文化財をどのように保存し、また活用していくのか、国の進める政策や現場の声、さらには民俗学的な視点も交えながら、今後の可能性を考えてみます。

■主 催 政策研究大学院公共政策プログラム文化政策コース ディレクター・教授 垣内恵美子

 

 

 

 

 

 

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