フィールドトリップ2019/横浜美術館

GRIPS CULTURAL POLICY CONCENTRATION Fieldtrip 2019

公共政策プログラム文化政策コースでは、2019年は「アートと社会のつながり」というテーマで、フィールドトリップを企画しました。

6月21日(土)には、横浜美術館にて「Meet the Collection」展を鑑賞、館長 逢坂恵理子氏による特別セミナーを受講いたしました。展覧会では、時空をも自在に超える圧巻の作品を堪能。セミナーでは、美術館の担う役割と展望とし、アートとは、という大きなテーマを入口に、美術館に求められる役割や機能を体系的にご説明いただき、行政とのかかわりや同美術館における先鋭的な取り組みについてもご紹介いただきました。媒体や技術は変われど、それぞれの時代に各々の心に向き合い、誠実にダイナミックにあらわされた芸術作品と、それらの作品をいかにしてひとびとに伝えるか。そのために、どのようなはたらきが必要であるのか、その先に何を目指すのか。一ファンとして、市民として、行政官として、またアートマネジメントに関わるものとして、受講者がさまざまな立場で耳を傾け、目を凝らし、議論するさまも印象的でした。横浜美術館のあゆみを通し、日本における美術館の在り方について、これまでとこれからを知る大変貴重な機会となりました。

<受講者による感想>

■フィールドトリップ受講者コメント

今回のフィールドトリップでは、日本を代表するキュレーターである横浜美術館の逢坂恵理子館長から「美術館の役割と展望」についてお話を伺った。 まず、美術館の役割として、様々なストレスを抱える現代人の精神性・創造性を育成すること、美術家やキュレーターによる新たな表現を社会に提供することの重要性について学ぶことができた。 次に、美術館の抱える課題について、指定管理者制度の導入により効率的・効果的な経営が求められるようになったこと、効果的な美術館活動にはキュレーター以外の専門人材の配置が必要であることなどを学ぶことができた。 最後に、美術館の展望として、国際的な視点による企画展示能力を養うこと、様々なアウトリーチ活動により社会と広くつながることなど、美術館の専門性や自立性を向上させることの重要性について学ぶことができた。 今回は、美術館を取り巻く様々な事象について、現場の生の声を伺える有意義な機会であった。御多忙の中、貴重なお時間を頂いた逢坂館長及び関係者の方に感謝申し上げる。

( 文化政策コース 高橋 朋也)

■横浜美術館「横浜美術館開館30周年記念 Meet the Collection ―アートと人と、美術館」

□2019年4月13日(土)~6月23日(日)

□HP https://yokohama.art.museum/

2019年に開館30周年を迎える横浜美術館で、年度のスタートを飾る展覧会として開催する、全展示室を使った大規模な企画展です。 1万2千点を超えるバラエティ豊かな横浜美術館のコレクションの中から、「LIFE:生命のいとなみ」「WORLD:世界のかたち」の2部構成のもと、絵画、彫刻、版画、写真、映像、工芸など400点を超える作品を展示します。(公式HPより)。

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