2019年度 文化庁|大学における文化芸術推進事業」ポスターセッション参加報告
2019年11月7日(木)、TOC GOTANDA MESSEにて「2019年度 文化庁大学における文化芸術推進事業」中間報告会が開催されました。日本全国から約20の大学が参加し、これまでの事業成果についてのポスターセッションを行いました。

(2019年度「課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発」事業概要ポスター)
私たち文化政策チームからは、ディレクター 垣内恵美子教授、研究助手小川、コーディネーター2名が出席。ブースでは、「課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発」ポスター展示をはじめ、本事業成果として「特別講座」及び「ワークショップ・国際シンポジウムの様子」「劇場に関するインターネット全国調査(2018年度)」分析概要などを公開いたしました。

特別講座は、e-learningのための動画コンテンツとして、初年度より研修生向けに公開しています。講座は本学教員及びアドバイザリーらが担い、基礎講座から各政策分野(文化政策、教育政策、まちづくり政策)、地方自治等、幅広い分野にわたる全29コマを用意、昨年度にはDVD化も果たし、学習環境のさらなる充実を図ることが出来ました。また同内容をテキスト化したものを「ハンドブック(WEB版)」として広く公開するため、現在、知見の集積・共有に向けての準備を進めています。
動画の前に足をとめてくださる先生方も多く、事業趣旨やe-learingへの取り組みについてご関心をお持ちいただけたようでした。また劇場に関するインターネット全国調査(2018年度)における分析結果についてもご興味を寄せてくださる方も多々あり、結果概要には感嘆の声をお聞かせいただける場面もありました。熱心に耳を傾けていただくことが出来、手ごたえを感じることが出来ました。
各大学の特色を活かした事業内容もさることながら、それぞれにプレゼンテーションも素晴らしく、学びの多い一日となりました。貴重な機会を与えてくださった文化庁の皆様をはじめ、ご協力いただいている各劇場の皆様、関係者の皆様に深くお礼を申し上げます。

文化政策チームにおける今年度の取り組みとしては、インターネット調査分析及び追跡調査、海外招聘者や協力劇場館長を迎えての国際シンポジウム、研修生の皆様と実施するワークショップ、またケーススタディの作成などが控えています。研修生には特別講座をご受講いただき、各劇場における課題の抽出、課題解決のためのプロポーザルにつなげていただければと考えています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
■平成29年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業
■平成30年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
■2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
■「課題解決型のシアターマネジメントに向けた次世代リーダー育成のためのプログラムの開発」専用サイトはコチラからどうぞ!
【日時】令和元年11月7日(木)14:30-18:00 【会場】五反田TOCメッセ 【報告形式】各大学によるポスターセッション