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フィールドトリップ2019|葛飾柴又視察

2019年11月28日(木)14:00-17:00 公共政策プログラム文化政策コースでは、クサビエ・グレフ教授(パリ第一大学)、クラウス・クンツマン教授(ドルトムント大学)のお二方を迎え、フィールドトリップとして葛飾視察を行いました。

葛飾区郷土と天文の博物館 「葛飾柴又の文化的景観について」(高橋館長)

視察「帝釈天題経寺の本堂及び参道の視察」

コース 柴又帝釈天の参道 → 帝釈天題経寺の本堂 → 草団子体験

<受講者による感想>

■フィールドトリップ受講者コメント 今回のフィールドトリップでは、東京圏で始めて指定された重要文化的景観である葛飾柴又を視察した。まず、葛飾区郷土と天文の博物館において、葛飾柴又の文化的景観の説明を受け、地域の歴史と住民の生活が調和した景観の重要性について学ぶことができた。次に、帝釈天題経寺の本堂及び参道を視察し、葛飾柴又の生きた文化を肌で感じることができた。今回のフィールドトリップでは文化的景観の意義について学ぶことができたため、自身が担う文化行政に活かしていきたいと思う。 (文化政策コース 髙橋朋也)

■フィールドトリップ受講者コメント

葛飾柴又といえば、山田洋次監督の映画「男はつらいよ」のロケ地ということで記憶していたが、今回、葛飾区郷土と天文の博物館において、当地が重要文化的景観として指定された背景として、3つの理由があることを改めて学んだ。ひとつは、東西を街道で結び、南北を河川で結ぶ交通の結節点としての重要性、2つめは、時代とともに建築物や空間がダイナミックに移り変わる流動性、3つめは、都市と農村の両義性である。フィールドトリップとして、雨がそぼ降る夕暮れ時、帝釈天に続く参道を実際に歩いたが、店の軒先に吊された提灯には明かりが入り、非常に風情のある趣で、江戸時代以来、この地が変貌を遂げながらも生きた街として積み重ねてきた歴史を感じることができた。

(文化政策コース 小島)

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