特別セミナー2021|文化を巡る政策最前線(第81回)
文化政策コース
特別セミナー2021文化を巡る政策最前線
本学学生を対象に下記要領で特別セミナーを開催します。第81回は「新たな文化財:文化的景観を考える|How to protect newly developed heritage: Cultural Landscape」と題し、フランスより著名な研究者を招き、文化的景観をめぐるヨーロッパの経験を共有、今後の方向性をお伺いします。
【第81回 開催概要】 ■日 時 2021年12月 2日(木)18:20-19:50 ■会 場 Zoom ■講 師 クサビエ・グレフ氏(パリ第一大学 名誉教授)
■題 目 「新たな文化財:文化的景観を考える
How to protect newly developed heritage: Cultural Landscape」 ■内 容
文化的景観は、地域の自然と人々の生業によって形成され、近年文化遺産保護の対象となってきている。ユネスコの文化遺産リストにおいても文化的景観の登録が増えているが、我が国においても、2004 年の文化財保護法の改正により新たに導入された「文化的景観」は、人々の生活とその土地の環境の相互作用によって形成されたものとして、土地の記憶であると同時に、観光資源としても注目を浴びている。一方、多くの関係者があり、複雑な利害の調整が求められるものでもある。今回は、フランスより著名な研究者を招聘し、文化的景観をめぐるヨーロッパの経験を共有し、今後の方向性を議論する。

【お申込みその他】
■参加費 無料
■言 語 英語
■対 象 本講義受講生 他
■主 催 政策研究大学院公共政策プログラム文化政策コース
ディレクター・教授 垣内恵美子